季節たより

梓川を流れる水がとてもきれいです。

先の冬は雪が多かったので、雪解け水もさぞかし豊富なことでしょう。

この先、奈川渡、水殿、稲核の3つのダムをくぐり抜け、奈良井川との合流点を目指します。

2022.5.10

GWも過ぎ去り、静けさが戻った沢渡の昼下がり。

朝の冷え込みも徐々に緩み、過ごしやすい気候になってきました。

辺りもだんだん緑が増えてきて、すがすがしい景色が広がっています。

その2週間後、木々の芽吹きはその勢いをさらに増していました。

力強い日差しが、新緑の鮮やかさをより一層引き立てています。

散歩ルートの道すがらにも、色とりどりの生命の息吹が見られました。

しかし、恐らくあと2週間もすれば、梅雨入りしてしまうことでしょう。

そう考えると、沢渡の春は案外短いのかもしれません。

2022.4.17

安曇の地にも、春がやって来ました。

この日は上高地の開山日でしたが、上高地とは別のエリアを訪れてみました。

松本市街から上高地へと向かう国道158号、その途中で国道から少し外れた所にある広場なのですが、あまり知られていないマイナーなスポットだと思います。

西へ向かう場合のみ案内看板が見えるものの、よほど注意して見ていないと気付かずに通過してしまうかも!?(--;)

ご覧の通り、桜が見事に咲き揃っています。

この桜、沢渡や上高地方面から国道を東へ走って行くと、木々の間からチラリと見えます。

色的にとても目立つので、この広場の存在に気付くことができましたが、もし桜が無かったら、ずっと気付かないままだったかもしれません  f(^^;)

雲が多く、やや風もあって肌寒かったものの、それなりにお花見日和ではありました。

にも関わらず、辺りに人はあまりおらず、とても静かでした。

お花見を楽しむには、なかなかいい穴場ではないでしょうか?

ひんやりとした春風に吹かれ、花びらが舞い散ります。

ここがどこなのかは敢えて伏せておきますが、この画像の中に大きなヒントがあります。

気になる方は、ぜひ探してみて下さいね。

2022.3.2

まだ雪が降ることもあるけれど、明らかにピークは過ぎ去り、日差しもだんだん春めいてきました。

道路とその周辺の雪はすっかり融けましたが、その傍らには雪の山…

 

この冬の降雪量がいかに多かったかが

よく分かります。

そんなある日のこと。

外から突然、「ドスン!」と大きな音が。

何? 何??  車が壁にぶつかった!?

外へ出て見ると、特に変わった様子はなく…

いえ、ありました。

そこに転がっていたのは、大きな雪の塊。​

どうやら、2階の屋根の積雪が落ちてきたようです。

幸い被害はありませんでしたが、うっかり車でも停めていようものなら…

((((;゚Д゚))))

2022.2.16

この冬のピークを迎えつつあるかな? と思わせるような大雪です。

除雪関係の車両も、ほぼフル稼働。

聞けば2、3年前は全く逆で、あまり

出番がなかったそうです。

けれど、そこまで雪の無い状態は明らかに異常であって、この光景こそが沢渡本来の冬なのでしょう。

掻いても掻いても、またすぐに積もってしまいます。

吹雪いてくると遠くが見渡せず、車の運転も視界が悪くて神経を使います。

屋根の上の積雪も、かなりの高さになってきました。

一体、どこまで積み上がるのでしょう!?

暖かくなったら、これらの積雪はどうなるのか… 

と、考えなくもないですが、そんな先の心配よりも…

まずはコレを何とかしないと、家に帰れません(>_<)

車の雪下ろしが、帰宅前の恒例行事となりつつあります(^^;)

2022.1.27

やはりこの冬は雪が多いです。

​昨冬も(ここ数年と比べれば)多いと言われていましたが、それをも上回る降雪量!

朝の出勤時、雪を被っていなかった車も、仕事を終え帰宅しようと近寄ってみると、ご覧の有様です(T_T)

​かと言って、毎日毎日降りっぱなしというわけでもありません。

​青空が広がる日には、雪景色との美しいコントラストが見られます。

除雪で端に押しのけられた雪が、下の道まで落ちていますね。

​下の道は除雪の範囲外で、歩いてみると足が埋まってしまいます。

かなり歩きにくいのですが、見方を変えれば、とてもいい運動になるとも言えます(笑)。

2022.1.11

だんだんと降雪の機会が増えてきた沢渡ですが、今日はいつもと少し様子が違うような…?

この地域でよく目にする雪=吹けば飛ぶようなサラサラ、フワフワしたそれとは違い、やたら大粒の雪が大量に降ってきます。

湿り気のある重たい雪、いわゆる『牡丹雪』のようです。

見た目はふんわり軽そうですが、傘に当たるとバサバサと大きめの音を立てます。

そして、車にこれがドッサリ積もると、降ろすのがなかなか大変

(-_-;)

ちなみに、私の出身地である太平洋側の地域でごくたまに降る雪は、決まってこのタイプ。

なので、どこか懐かしい気がしないでもないですが、どうせ降るならやっぱりパウダースノーのほうがいいなぁ、と…

 

​前述の通り湿った雪なので、木の枝にも付着しやすく、辺りの景色をまんべんなく白く染めます。

 

雪のタイプこそ異なれど、雪景色の美しさに違いはありません。

 

出番を3日後に控えた三九郎の櫓も、すっかり雪を被りました。

それにしても、雪のない三九郎になるのでは? と一時は思っておりましたが、小寒から大寒へと向かうこの時期になると、きちんと降って来るものですね。

予報では14日まで雪マークが並んでいるので、昨年に続いて雪に覆われた三九郎となりそうです。​

2022.1.6

新年、明けましておめでとうございます。

サワンド建設株式会社は、本日が仕事始めとなります。

 

不定期ではありますが(汗)、沢渡および周辺地域の、季節ごとに変わる表情豊かな風景をお届けして参りますので、本年も『季節たより』をよろしくお願い申し上げます。

2021.12.24

今年も残すところあと1週間ですが、毎年恒例のアレが組みあがりました。

そう、三九郎です。

出来上がったばかりの櫓は緑一色で地味ですが、​これからダルマや正月飾りなどが差され、賑やかな外観になっていきます。

​それにしても、4日前に積もっていたはずの雪が、跡形もなく融け消えていますね。

今度の三九郎が執り行われる頃には、また雪に覆われているのかな?

 

​年明けの光景に思いを馳せつつ、2021年が終わろうとしています。

2021.12.20

初雪からしばらくはあまり雪が降らず、この冬は予想されるほど厳しくもないのかな? などと考えていましたが…

年の瀬が近づくにつれ、冷え込みがだんだん厳しくなり、雪も積もるようになってきました。

 

やっぱり、そう甘くはないよね… と思う一方で、これこそが正常な冬の状態なのだと、どこかホッとした気分でもあります。

数日後、安全パトロールに同行したら、国道脇にこんな巨大なつららが発生していました。

3mくらい? いや、もう少しあるかな?

これはスノーシェッドの外側なので問題ありませんが、トンネル内に発生した大きなつららは、放置すると危険なため、つらら落とし隊が出動し、除去しています。

除雪や路面凍結防止作業と並ぶ、大切な作業です。

乗鞍の山々も、すっかり白く染まっています。

スキー場らしき箇所にも積もっていますね。

​昨シーズンはコロナの影響もあり、客足が大きく落ち込んだと聞いていますが、今年は少しでも多くのスキーヤー・ボーダーが訪れてくれることを祈るばかりです。

2021.12.14

昼休みの散歩中、猿の群れを見かけました。

そういえば、10月~11月にかけて、沢渡では全く姿を見ず、「一体どこへ行ったのだろう?」と不思議に思っていたものです。

 

しばらく山の上のほうで食糧を採って暮らしていたものの、冬になり植物などが無くなったため、食べ物を求めて山を下ってきたのでは? と推測しますが、実際の所はどうなのでしょう?

先へ進みたいところでしたが、この御一行、少し近付いただけですぐ逃げて行ってしまいます。

傍らをビュンビュンと車が走り去っても、涼しい顔をして道路脇の草などを食べているのに、人が近づくのはダメなんですね…

食事の邪魔をしてはかわいそうなので、散歩を中止して来た道を引き返しました。​

2021.11.24

ここ沢渡にも、冬の使者が到来

とはいえ、昨年は11月初旬には初雪が舞ったので、今年は少し遅めと言えそうです。

初雪がどっさり積もることはまずないので、「冬があいさつ程度にちょっと顔を出した」といった感覚で見ているのですが、果たしてこの冬はどれくらい降るのでしょう?

2021.11.18

上高地の閉山式から3日が経ちました。

シーズンが終わるギリギリまで、多くの観光客でにぎわいましたが、閉山以降、国道を通る車も日に日に減ってきました。

​駐車場もほとんどが閉鎖され、沢渡はひっそりとしています。

日没もだいぶ早くなり、駐車場の灯りが消えたこともあって、18時ごろには辺りは真っ暗に…

そんな、陽もとっぷりと暮れたある日の帰り際、何かが光輝いているのに気付き、そちらに目をやると…

ほぼまん丸な月が、梓川を煌々と照らしていました。

月が昇る位置も季節ごとに変わりますので、そういう意味では、この季節ならではの光景と言えるでしょう。

​なかなかに幻想的な眺めでした。

2021.10.23

遊びに来ていた両親を連れて、乗鞍高原を訪れました。

 

エンジンを唸らせ乗鞍岳線の急勾配を登り、乗鞍観光センターの交差点を南へ。

さらに山道を進んだ先にあるのが、一の瀬園地です。

新型コロナが落ち着き、さらにこの日はさわやかな秋晴れとなったこともあってか、写真家やハイカーをはじめ、各地からたくさんの観光客が訪れていました。

今年は紅葉が遅れている、との情報は本当だったようで、辺りを見回しても、まだまだ紅葉のピークではなさそうな雰囲気でした。

私は行きませんでしたが、名所とされる大カエデの木も、例年からはかなり遅れており、未だに赤くなりきっていないのだとか…

それでも、道すがらの木々には赤く染まっているものもあって、秋を感じられる道中となりました。

そしてその一方で、遠くに見える乗鞍岳には、数日前に降った雪がまだ融け残っています。

これまで異様な暖かさ(暑さ!?)だった今年の秋ですが、ここへ来てようやく季節の歩みを加速させてきたように思えます。

2021.9.28

今年の夏は、どうもおかしな天候となりました。

梅雨明け後しばらくは、熱い日光がさんさんと降り注ぐ真

夏らしい日もありましたが、8月の中旬に入って以降は、曇りや雨の日ばかり…

特にお盆の初めごろには大雨に見舞われ、国道158号の沢渡より西が雨量規制により通行止めに。

そのため、上高地の宿泊客が救援バスで下山する事態となり、それらの方々が帰ったあとは、各駐車場とも空っぽになるという、通常のシーズン中にはありえない異様な光景が見られました。

9月の半ばを過ぎてようやく晴れの日が増え、それと同時に暑さも戻ってきました。

月末が近づいても微妙に暑い日が続き、まるで夏がそのまま後にずれ込んだかのようでしたが、その一方で、乗鞍エコーラインの標高2,200m付近では、早くもこんな光景が…

標高が違うと、季節の移ろいもまるっきり違いますね(@_@;)

車から降りると若干肌寒く、下界の暑さがウソのようです。

この付近で工事をしていた現場代理人曰く、

「あと3週間もしたら雪が降るかもしれないから怖い。それまでには何としても終わらせないと…」

秋の山仕事は、季節との競争でもあります。

2021.7.17

まだ梅雨明けは宣言されていないものの、ほとんど雲もなくスッキリと晴れ渡ったこの日、念願の上高地へと足を踏み入れました。

実は仕事のため、冬季に車で分け入ったことはあったものの、ハイシーズンに自分の足で歩くのは、これが初めて。

 

期待に胸を躍らせつつ、満員のバスを降りました。

 

 

前夜から興奮気味で、あまりよく眠れませんでしたが、そんな眠気など軽く吹き飛ばすほどの絶景が、そこかしこに広がっておりました。

道すがら、サルの群れに遭遇しました。

​ふと周囲を見渡すと、100匹近くいそうな

大集団!

沢渡で見かける猿とは違い、近づいても一向に逃げません。

むしろ、こちらのことなど意にも介さない様子…

よほど人間慣れしているのでしょうか?

​あるいは、食べるのに忙しくて、人間にかまっている余裕などない!?

カラッとした清々しい空気、澄んだ水が奏でる川の音、そして、緑鮮やかに輝く山々。

私は初めての来訪でしたが、これほどまでに気象条件に恵まれた日は、シーズン全体で見ても数えるほどしかないのでは?

世間は3連休の初日ということもあってか人出は多く、帰りのバスも長蛇の列。

しかし、これらすべての人々が、美しい上高地の自然を満喫し、満足感と共に帰路に就いたであろうことを、私は信じて止みません。​

2021.5.6

GWの賑わいもピークを過ぎ、少し落ち着いた沢渡の

お昼時。

極端に冷え込むこともなくなり、ようやく春本番といったところでしょうか。

点在する満開の山桜、それらを包み込むかのように、新緑が生い茂りつつあります。

 

 

 

それにしても、若葉とはすごいものですね。

ひとたび芽吹いたかと思えば、その後は驚くような早い

ペースで成長します。

まるで、冬の間に蓄えていたエネルギーを、一気に解き放っているかのようです。

左の写真の奥の山も、おそらくあと2週間もすれば、全体が緑色に染まることでしょう。

 

 

 

 

​ナショナルパークゲートへと続く坂道、そこから見上げるシラカンバも、鮮やかに芽吹いていました。

​霞沢橋近くの渓流も、だんだん緑に覆われてきました。

追記になりますが、今年の5~6月の週末は、例年よりも好天の日が多く、上高地を訪れた皆さんも、存分にお楽しみいただけたのでは? と思います^^

IMG_20210415_123231.jpg

2021.4.15

沢渡にも、ようやく春がやって来ました。

例年ですと4月下旬くらいに咲く桜が、今年は早くも満開に近い木もあったりして、驚きです。

この冬は平年並みの寒さでしたが、3月は異様とも言える暖かさが続きましたので、それで一気に開花が進んだのかもしれません。

​まるで、間近に控えた上高地の開山日を祝ってくれているかのようです。

2021.4.18

ところが、そんな心優しい桜とは裏腹に、天気のほうはずいぶんと意地悪なようで…

開山日当日は、あいにくの雨。

さらに、翌日にはご覧の有様です(T_T)

沢渡では積雪はありませんでしたが、中の湯から西のほうでは路面にまで積もったらしく、ノーマルタイヤで関西方面から訪れていた観光客の方が、途方に暮れているのを見かけました。

(松本経由でも帰れますが、けっこう遠回りになってしまうんですね)

P1050240.JPG
P1050241.JPG

満開の桜に注ぐ雪、なかなか見られないシュールな光景です(苦笑)

この日の最高気温は2℃くらいまでしか上がらず、冬物のコートを再び引っぱり出すほどの寒さでした。

その後、暖かかったり肌寒かったりを繰り返しつつも、季節は着実にその歩みを進めています。

P1050253.JPG
P1050257.JPG
P1050251改.jpg
P1050252改.jpg
スクリーンショット 赤枠.png

「また暖かくなってきたし、もうすぐ5月だし… 

さすがにもう雪はないでしょ?」

そう思い込んでいたところ、天気予報を見てア然としてしまいました( ゚Д゚;)

ま、まだ降るの!?

そういうわけで、この日に上高地周辺へお越しの方は、どうぞ最新の気象情報に細心の注意を払って下さい。

お車の方は、念のためタイヤチェーンの携行をお勧めいたします。

IMG_1444.JPG

2021.2.25

​先月に引き続き、安全パトロールのため上高地を訪れました。

あれから1か月、大雪の日も度々あった一方で、寒さが緩む

もだいぶ増えてきました。

そのためか、穂高岳の手前の森では、すっかり雪が融けて

無くなっていました。

 

​しかし、それと入れ替わるように、地表付近には赤い色が…?

​ケショウヤナギの群落です。

​毎年冬になると、このように赤く染まります。

先月のほぼ白一色の風景から一転、赤や緑などの彩が見られるようになってきましたね。

徐々に春の足音が聞こえてきたかな?

一瞬、そんな想いが頭をよぎりましたが…

IMG_1452.JPG
IMG_1458.JPG

先月、まるで鏡のような美しさで山々を映し出していた

川面が、氷に覆われていました。

この日の朝は放射冷却が激しく、標高1,000mの沢渡でも

-10℃位まで冷え込んだので、上高地ともなれば尚更…

やっぱり、上高地の春は、まだまだ遠いようです(´-`)

2021.1.25

 

当社では月に一度、各現場を巡回し、安全作業のためのルールが守られているか、また、自然環境を守るための

対策が施されているかをパトロールしています。

 

この日は上高地などで作業をしており、パトロールのため国道から雪の山中へと分け入ることとなりました。

IMG_1382.JPG

国道158号・中の湯交差点から釜トンネルをくぐり、上高地を目指します。

雪原に生い茂る木立の間を、ひたすら進みます。

オフシーズンである冬季には、一般車はおろか、バスやタクシーも通行できません。

なので、誰でも見られるわけではない、貴重な光景と言えるでしょう

(ただし、一般の方でもスノーシューなどで歩いて入ることは可能ですし、そういったツアーもあります)

IMG_1372.JPG
IMG_1378.JPG

現場に到着。

すると、眼前には真っ白に染まった穂高岳が!

いちばん手前に立ち並ぶのは、「ケショウヤナギ」の木々。

あと少ししたら、冬芽が赤く染まります。

上高地の名所の一つ、「河童橋」。

シーズン中は大勢の人で賑わうこの橋も、今は雪に覆われ、ひっそりとしています

IMG_1381.JPG
IMG_1379.JPG

後ろを振り返ると、梓川のその先に焼岳がそびえ立っています。

目にした瞬間に息を飲んだ、美しい風景。

この日はよく晴れた上に、風が弱く水面が波立っていなかったため、このような光景に巡り会えました。

 

ここ2、3年は驚くほど少雪でしたが(このページの下部に2年前の画像があります)、この冬は久々にたくさん降り積もり、荘厳な冬山の風景が見られました。

IMG_1386.JPG
IMG_1395.JPG

もう一つの現場では、道路から作業箇所まで、標高差約130mの斜面をモノレールで往来します。

動画では伝わりにくいですが、全体的に傾斜がきつく、所によっては60度近くはありそうです。

ジェットコースターとは違い、トコトコとゆっくり進むのですが、それが却って恐ろしかったりもします…

上空に目をやれば、枝に積もったたくさんの雪。

綿のようできれいですが、これが容赦なく顔を目がけて落ちてきます。

「ギャッ、冷たい!!」(><)

2020.12.24

クリスマスの前日に、湯の里公園付近のロータリーに出来上がったこの物体、色合いこそ似ているものの、クリスマス・ツリーではありません(^^;)

一本の心棒(主柱)に寄りかかるように、無数の杉や松の枝葉が組み付けられます。

そして形が整うと、注連縄などの正月飾りや古いお札、だるまなども差されます。

 

これは「三九郎」という行事で燃やす、言わば櫓(やぐら)のようなもの。

俗に言う「左義長」や「どんど焼き」のような行事なのですが、中信地域だけは「三九郎」と呼ぶのだそうです(由来は諸説あり)。

これから年を越し、小正月を迎えるまでの3週間、時折雪を被りながら、静かに出番を待ちます。

2021.1.12

年が明け、三九郎の日が近づくにつれて、お札やだるまの数が増えてきました。

注連縄もその仲間に加わっています。

例年なら太鼓の演奏や出店などもあり、盛大に行われる行事なのですが、今年は残念ながら新型コロナの影響により、太鼓や出店は中止が決定してしまいました。

いつもとは違い、神聖な炎を静かに見上げる夜となりそうです。

IMG_20210112_123243.jpg
P1050163.JPG

2021.1.14

いよいよ三九郎の夜がやってきました。

町会長の挨拶の後、櫓に火が入りました。

瞬く間に燃え広がり、櫓全体がまばゆい光に包まれます。

P1050170.JPG

炎の勢いは想像以上で、熱気もまた想像以上。

5mほど離れて見ていましたが、体の正面はかなり熱く、これ以上はちょっと近寄れません(×_×)

P1050171.JPG
P1050173.JPG

やがて、大量の火の粉が寒空に舞い始めました。

激しく立ち昇るそれは、まるで冬の夜空へと駆け上がる龍のようでもあります。

P1050186.JPG

 

 

点火からおよそ30分後、櫓は燃え崩れ、消防団員の

方々が燃え残った木を中心に集めていました。

 

この間、掛け声とともに大量の銭が撒かれていましたが、これは沢渡独特の習わしだそうです。

厄年の人が「投げ銭」をし、他の参加者に拾ってもらうことにより、厄落としになるのだとか。

一方、これを拾った方は、そのまま持ち帰ると「厄を持ち帰る」こととなってしまうため、出店で使うなどして持ち帰らないようにするのだそうです。

私もいくらか拾いましたが、困ったことに今年は出店がない。

仕方なく、自動販売機でコーヒーやジュースを買って使い切りました(そのため、小さなカバンがパンパンに…)

 

今年は静かな三九郎となりましたが、出店や太鼓の音がないのは、やはり物足りないもの。

来年こそは、いつもの賑やかな三九郎が催されることを願って止みません。

009.JPG

2019.2.28  上高地

 ​早春の装い・・・2月なのに吹く風が心地よい大正池からの穂高岳です。釜トンネルから歩いて約1時間半冬の上高地は静かで、息をのむほどきれいです。 ​

​例年なら雪で埋もれているのですが、地面が出ていて驚きです。対岸の化粧柳の赤い新芽が美しいのですが・・・もう萌黄色にも見えます。

022.JPG
019.JPG

大正池から田代池へ向かう遊歩道

いつもなら、橋の柵の上をずっと下に見ながら歩くのですが、ごらんのように夏道とほぼ変わらない状態です。

​私たちの生活環境は確実に変わってきています。

大正池辺りの橋で猿を発見!!

足が冷たいようで、着地面を小さくして、交互にあげていました^^

​金属の上に座らなければいいのに・・・

012.JPG
025.JPG

田代橋から穂高岳

5月連休頃の上高地の景色みたいです。ここから見る河原中央の化粧柳の群落は若木のせいか、とても赤が美しく感じます。

 

梓川流域に広がる化粧柳

背景の白樺の白と芽吹の赤が静かな上高地で温かく感じました。

​水温む春ですね

037.JPG
048.JPG
043.JPG

河童橋からの穂高岳と焼岳

定番の絵葉書風景ですが・・・

やっぱりきれい!!

​遠く中央に僅かに赤い化粧柳の群落が見えます。

IMG_0151.JPG

毎年4月27日に行われる上高地開山祭     寒い日が多いのですが、今年はどうでしょう

IMG_8514.JPG