季節たより

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2021.4.15

沢渡にも、ようやく春がやって来ました。

例年ですと4月下旬くらいに咲く桜が、今年は早くも満開に近い木もあったりして、驚きです。

この冬は平年並みの寒さでしたが、3月は異様とも言える暖かさが続きましたので、それで一気に開花が進んだのかもしれません。

​まるで、間近に控えた上高地の開山日を祝ってくれているかのようです。

2021.4.18

ところが、そんな心優しい桜とは裏腹に、天気のほうはずいぶんと意地悪なようで…

開山日当日は、あいにくの雨。

さらに、翌日にはご覧の有様です(T_T)

沢渡では積雪はありませんでしたが、中の湯から西のほうでは路面にまで積もったらしく、ノーマルタイヤで関西方面から訪れていた観光客の方が、途方に暮れているのを見かけました。

(松本経由でも帰れますが、けっこう遠回りになってしまうんですね)

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満開の桜に注ぐ雪、なかなか見られないシュールな光景です(苦笑)

この日の最高気温は2℃くらいまでしか上がらず、冬物のコートを再び引っぱり出すほどの寒さでした。

その後、暖かかったり肌寒かったりを繰り返しつつも、季節は着実にその歩みを進めています。

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「また暖かくなってきたし、もうすぐ5月だし… 

さすがにもう雪はないでしょ?」

そう思い込んでいたところ、天気予報を見てア然としてしまいました( ゚Д゚;)

ま、まだ降るの!?

そういうわけで、この日に上高地周辺へお越しの方は、どうぞ最新の気象情報に細心の注意を払って下さい。

お車の方は、念のためタイヤチェーンの携行をお勧めいたします。

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2021.2.25

​先月に引き続き、安全パトロールのため上高地を訪れました。

あれから1か月、大雪の日も度々あった一方で、寒さが緩む

もだいぶ増えてきました。

そのためか、穂高岳の手前の森では、すっかり雪が融けて

無くなっていました。

 

​しかし、それと入れ替わるように、地表付近には赤い色が…?

​ケショウヤナギの群落です。

​毎年冬になると、このように赤く染まります。

先月のほぼ白一色の風景から一転、赤や緑などの彩が見られるようになってきましたね。

徐々に春の足音が聞こえてきたかな?

一瞬、そんな想いが頭をよぎりましたが…

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先月、まるで鏡のような美しさで山々を映し出していた

川面が、氷に覆われていました。

この日の朝は放射冷却が激しく、標高1,000mの沢渡でも

-10℃位まで冷え込んだので、上高地ともなれば尚更…

やっぱり、上高地の春は、まだまだ遠いようです(´-`)

2021.1.25

 

当社では月に一度、各現場を巡回し、安全作業のためのルールが守られているか、また、自然環境を守るための

対策が施されているかをパトロールしています。

 

この日は上高地などで作業をしており、パトロールのため国道から雪の山中へと分け入ることとなりました。

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国道158号・中の湯交差点から釜トンネルをくぐり、上高地を目指します。

雪原に生い茂る木立の間を、ひたすら進みます。

オフシーズンである冬季には、一般車はおろか、バスやタクシーも通行できません。

なので、誰でも見られるわけではない、貴重な光景と言えるでしょう

(ただし、一般の方でもスノーシューなどで歩いて入ることは可能ですし、そういったツアーもあります)

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現場に到着。

すると、眼前には真っ白に染まった穂高岳が!

いちばん手前に立ち並ぶのは、「ケショウヤナギ」の木々。

あと少ししたら、冬芽が赤く染まります。

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上高地の名所の一つ、「河童橋」。

シーズン中は大勢の人で賑わうこの橋も、今は雪に覆われ、ひっそりとしています

後ろを振り返ると、梓川のその先に焼岳がそびえ立っています。

目にした瞬間に息を飲んだ、美しい風景。

この日はよく晴れた上に、風が弱く水面が波立っていなかったため、このような光景に巡り会えました。

 

ここ2、3年は驚くほど少雪でしたが(このページの下部に2年前の画像があります)、この冬は久々にたくさん降り積もり、荘厳な冬山の風景が見られました。

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もう一つの現場では、道路から作業箇所まで、標高差約130mの斜面をモノレールで往来します。

動画では伝わりにくいですが、全体的に傾斜がきつく、所によっては60度近くはありそうです。

ジェットコースターとは違い、トコトコとゆっくり進むのですが、それが却って恐ろしかったりもします…

上空に目をやれば、枝に積もったたくさんの雪。

綿のようできれいですが、これが容赦なく顔を目がけて落ちてきます。

「ギャッ、冷たい!!」(><)

2020.12.24

クリスマスの前日に、湯の里公園付近のロータリーに出来上がったこの物体、色合いこそ似ているものの、クリスマス・ツリーではありません(^^;)

一本の心棒(主柱)に寄りかかるように、無数の杉や松の枝葉が組み付けられます。

そして形が整うと、注連縄などの正月飾りや古いお札、だるまなども差されます。

 

これは「三九郎」という行事で燃やす、言わば櫓(やぐら)のようなもの。

俗に言う「左義長」や「どんど焼き」のような行事なのですが、中信地域だけは「三九郎」と呼ぶのだそうです(由来は諸説あり)。

これから年を越し、小正月を迎えるまでの3週間、時折雪を被りながら、静かに出番を待ちます。

2021.1.12

年が明け、三九郎の日が近づくにつれて、お札やだるまの数が増えてきました。

注連縄もその仲間に加わっています。

例年なら太鼓の演奏や出店などもあり、盛大に行われる行事なのですが、今年は残念ながら新型コロナの影響により、太鼓や出店は中止が決定してしまいました。

いつもとは違い、神聖な炎を静かに見上げる夜となりそうです。

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2021.1.14

いよいよ三九郎の夜がやってきました。

町会長の挨拶の後、櫓に火が入りました。

瞬く間に燃え広がり、櫓全体がまばゆい光に包まれます。

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炎の勢いは想像以上で、熱気もまた想像以上。

5mほど離れて見ていましたが、体の正面はかなり熱く、これ以上はちょっと近寄れません(×_×)

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やがて、大量の火の粉が寒空に舞い始めました。

激しく立ち昇るそれは、まるで冬の夜空へと駆け上がる龍のようでもあります。

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点火からおよそ30分後、櫓は燃え崩れ、消防団員の

方々が燃え残った木を中心に集めていました。

 

この間、掛け声とともに大量の銭が撒かれていましたが、これは沢渡独特の習わしだそうです。

厄年の人が「投げ銭」をし、他の参加者に拾ってもらうことにより、厄落としになるのだとか。

一方、これを拾った方は、そのまま持ち帰ると「厄を持ち帰る」こととなってしまうため、出店で使うなどして持ち帰らないようにするのだそうです。

私もいくらか拾いましたが、困ったことに今年は出店がない。

仕方なく、自動販売機でコーヒーやジュースを買って使い切りました(そのため、小さなカバンがパンパンに…)

 

今年は静かな三九郎となりましたが、出店や太鼓の音がないのは、やはり物足りないもの。

来年こそは、いつもの賑やかな三九郎が催されることを願って止みません。

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2019.2.28  上高地

 ​早春の装い・・・2月なのに吹く風が心地よい大正池からの穂高岳です。釜トンネルから歩いて約1時間半冬の上高地は静かで、息をのむほどきれいです。 ​

​例年なら雪で埋もれているのですが、地面が出ていて驚きです。対岸の化粧柳の赤い新芽が美しいのですが・・・もう萌黄色にも見えます。

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大正池から田代池へ向かう遊歩道

いつもなら、橋の柵の上をずっと下に見ながら歩くのですが、ごらんのように夏道とほぼ変わらない状態です。

​私たちの生活環境は確実に変わってきています。

大正池辺りの橋で猿を発見!!

足が冷たいようで、着地面を小さくして、交互にあげていました^^

​金属の上に座らなければいいのに・・・

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田代橋から穂高岳

5月連休頃の上高地の景色みたいです。ここから見る河原中央の化粧柳の群落は若木のせいか、とても赤が美しく感じます。

 

梓川流域に広がる化粧柳

背景の白樺の白と芽吹の赤が静かな上高地で温かく感じました。

​水温む春ですね

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河童橋からの穂高岳と焼岳

定番の絵葉書風景ですが・・・

やっぱりきれい!!

​遠く中央に僅かに赤い化粧柳の群落が見えます。

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毎年4月27日に行われる上高地開山祭     寒い日が多いのですが、今年はどうでしょう

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